八千代区大屋が育むクレソンをアイスクリームに!! ネイチャーパークかさがたで【かさがたクレソン】誕生
八千代区大屋にあるネイチャーパークかさがたで、このほどクレソンを使ったアイスクリームが完成しました。
クレソンとは、肉料理に添えられることが多いハーブのことですが、ビタミンCや、リン・鉄・カロチンが多く含まれているため抗酸食品として美容や貧血・リュウマチなどに有効と言われています。
さて、クレソンとの出会いは1年半前に施設管理人の市位往昭さんが、同施設の滞在型市民農園入居者からクレソンを2,3株分けてもらったことに遡ります。
クレソンは、数あるハーブの中で唯一湿地帯で育つ植物です。しかも、きれいで冷たい水にしか育ちません。このクレソンのイメージでアイスクリームを作り、同施設の新しい顔にしていきたい。そんな思いから市位さんは施設周辺にある湿地帯約250㎡にクレソンを育て始めました。
クレソンアイスのアイディアを温めていた矢先、多可町観光交流協会・事業部の会合で、偶然にも隣り合わせになったジェラテリアふれっしゅあぐり館(加美区)の館長・古家康吉さんと話す機会があり、区を超えて夢のアイスが完成したのです。
ふれっしゅあぐり館で開発されたアイスは、殺菌方法を工夫しこだわりの食感を追求。クレソンのピリッとした存在感ある味を全面的に押し出すのではなく、カップ(120㎜㍑)の半分程を食べた終わった頃にクレソンであることが分かってくるような食感に仕上がっています。暑いときは勿論ですが、体がだるいとき等、冷たいものを食べてほっと和みたいものです。その冷たさと和みを存分に表現するため、アイスのカップにはこの地域の守り神としてそびえたつ冬の笠形山をバックにクレソンが浮かび上がっているようなデザインとなっています。アイスの名も【かさがたクレソン】と命名。口にすればするほど爽やさが口に広がってきます。
『・・・・アイスクリームを食べたお客さんの中に、わざわざカップのふたを持ち帰る人もいてね・・・。』と笑みをこぼす市位さん。
なお、この【かさがたクレソン】は、3月に正式販売となりネイチャーパーク、ふれっしゅあぐり館でお求め頂けます。(1個120ml 250円)
- 投稿者:企画情報課
- 日時:14:58