加美区丹治で文殊祭りが行われました

 1月20日(日)加美区丹治の文殊堂で文殊祭りが行われました。
 午前10時、村役人数人が担ぐ籠に乗った浄居寺の住職がお堂の前に到着し、知恵の輪と呼ばれる鉄製の輪をくぐりお堂へ入りました。
 このお祭りは、知恵の文殊様をお祭りするもので昭和30年代に一度途絶えていましたが、平成3年、村づくり事業として現在のスタイルで復活しました。鉄製の知恵の輪も復活の際に考案されたものです。 毎年1月上旬には、丹治集落から加美区内の中学3年生の生徒(保護者)宛に文殊祭り開催のハガキが通知されます。今年は74人に通知されこのハガキを持った生徒達が次々と参拝し、合格まんじゅうとお札を受け取っていました。
 合格を願い一心に絵馬に望みを託す中学生たち。その姿を見ながら『私もこの合格まんじゅうを食べ、絵馬を奉納したおかげで希望の高校に入ることができました。』と語るお当番さん。『今年、孫が小学校に入学するのでお札が欲しい。』と語るおばあさんなど、雪が降っているにもかかわらず子どもからお年寄りまで学業成就を願う多くの皆さんで賑わいました。

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