中区牧野で厄神祭が行われました

 1月20日(日)中区牧野の八幡神社で厄神祭が開催され村人約80人が湯立て神事に参加しました。 湯立て神事に先立ち、村役人約20人が神前で雅楽「剣の舞」による厄よけ祈祷を受けました。厳かな笛の音色とともに神主が祝詞をあげ、巫女が剣や鈴を持って舞いました。
 約30分の神事が終わり『湯立て行事』にうつりました。巫女が2つの大釜の前で太鼓の拍子に合わせて舞い、御神酒、塩、洗米を3回ずつ両方の釜へ入れました。
 そして、その湯を小桶にくみ上げて神前に供えました。次に大きな笹束を両手に持って、釜の湯をまき散らしました。
 湯気とともに、四方八方に湯がまき散らされると観客から大きな歓声があがりました。この湯にかかると今年一年、病気にならないといわれています。釜の湯が無くなったところで湯立て行事は終わり、巫女が手にした笹の枝が村人達に配られました。
 笹の枝は、葉っぱの部分をを三角の形に折りたたみ家の玄関先に飾ることで厄除けが出来るといわれており、子どもからお年寄りまで参拝者は、笹の枝を大事に手にしていました。

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