満開の桜も歓迎 加美区岩座神棚田でオーナーの対面式

 桜が満開を迎えた加美区岩座神棚田で、4月13日(日)棚田オーナーの対面式があり、オーナー、集落民合わせて約50名が出席しました。 
 同棚田は西日本一美しい石垣の棚田と言われています。高齢化などで荒廃が進んだため12年前から県内で初めて棚田オーナー制度を導入しました。
 オーナーは主に、田植え、草ひき、稲刈りなどの農業体験や、かかしづくり、棚田コンサートなど地元集落との交流会に参加し、水管理、病害虫予防、施肥は地元農家が行います。
 今年は19組のオーナーが農業体験に挑戦します。(1区画100㎡)
 棚田に到着したオーナーは、受付で地元役員からわさび漬けや同地のそば殻を用いた枕などのお土産を受け取り、対面式に出席しました。
 11年目を迎える吹田市の男性が「年々新しい発見をしています。」と語ると、8年目を迎える夫婦は「子どもが小学校入学の時からお世話になっています。今、中学2年生になった子どもは一緒に来なくなりましたが私達は来ています。ここに来るのを楽しみにしていたのは、実は親の方だったようです・・・。」と語るなど和やかな自己紹介がありました。
 また、新規に参加する6組のオーナーは、それぞれ農業体験に対する不安を伝えながらも意気込みを語りました。
 最後に、集落役員が「仲良く楽しく協力して農業体験を通じて米の大切さを実感して欲しい・・・。」と語りました。
 次回、5月18日に田植え(コシヒカリ)を行います。

岩座神棚田オーナー対面式HP1.jpg 岩座神棚田オーナー対面式.jpg 岩座神棚田オーナー対面式HP3.jpg 岩座神棚田オーナー対面式HP4.jpg