加美区鳥羽の青玉神社で湯立てまつりが行われました

 熊笹の葉で参拝者に湯をふりそそぎ無病息災を願う『湯立てまつり』が7月13日(日)加美区鳥羽の青玉神社で行われました。 
 このお祭りは、貞観年間(859年~876年:平安時代前期)に宮中で行われていた『湯立神楽』が原型と言われており、毎年七月中旬に行われてます。
 神主の合図で始まった神事には、村人ら約30人が参加しました。
 巫女が『浦安の舞い』を舞い神前の儀式が終わると、次は湯の前で『四方拝』の舞いがありました。そして、ひとつの釜に神酒、洗米を少しずつ入れて榊の枝で湯をかき混ぜました。
 次に、巫女が2束の笹で釜の湯をかき回し、左右に3回ずつ湯をはね飛ばして参拝者に降りかけました。
 この湯をかけてもらうと夏負けしないと言われているため、水しぶきが上がるたびに大人も子どもも大きな歓声とともに湯に触れました。
 また、もち投げも行われ、境内を埋め尽くした約230人の参拝者は、暑さを忘れ大いに楽しみました。

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