メタボリックを学ぶ!! 『健康になるための健康教室』を開催
今年度から新たにはじまる特定健診について理解を深めようと、健康福祉センター(アスパル)で『健康になるための健康教室』を開催します。
この教室は5月から12月までの8ヶ月間、月1回の開催を予定しています。第1回目となった5月14日(水)、約20名が参加し、財)兵庫県健康財団・健康指導部健康指導課の健康運動指導専門員 亀澤徹郎さんから『メタボリックシンドローム』について学びました。
亀澤専門員は、個人個人によって健康の最適バランスは違うので、自分自身で立つ能力、歩く能力の維持を真剣に考えていこうと語りました。
また、『運動』ばかりに目を向けるのではなく、『食事』と一緒に日常生活を改善し、身体の機能性を維持していくことが基本であること、特に、膝(ひざ)、腰、背中がポイントであると説きました。
そして、膝(膝)、腰、背中を意識した正しい立ち方、歩き方を実演したうえで、正しい姿勢はしんどいけれど、このしんどさが自分で立つための能力、歩く能力になると説明。
また、様々な身体機能を向上させるために、片足立ちで歯磨きをするなど、日常生活の中で工夫をしていくことを提案しました。
なお、国際的に見てみると、過去20年の間にメタボリックになった人が2倍と極端な伸びを見せているのは日本の男性だけで、逆に、日本の女性は痩せ思考になっており、男女で両極端な体型に向かっていると報告。よって、男性はエネルギー消費を増やす健康づくりが、女性は骨と筋肉を鍛える健康づくりが有効ではないかと説きました。
最後に、とりあえず、日頃の何気ない動作の中で、下腹を持ち上げる意識をして体を動かしていくことを提案しました。
参加した約20名は約1時間半、何度もうなずきながら配布されたレジメにぎっしりとメモをしていました。
<『健康になるための健康教室はこちらから> <詳細はこちらら 兵庫県健康財団健康指導部>
- 投稿者:企画情報課
- 日時:08:37