中区間子で川下祭りを開催

 7月26日(土)中区間子の加都良神社で「川下祭り」が行われました。
 川下(かわすそ)は、一般に「川スソさん」と呼ばれ全国各地の川の合流点や川岸で行われる水神祭りの1つです。
 間子集落では、昔、近くを流れる「思い出川」と「杉原川」の合流点で行われていましたが、昭和50年の河川工事に伴い、今では神社境内の一角に祭壇を設けてお祀り(まつり)しています。
 事前に役員らが各戸に配った約12センチの人形に、村人達は自分の名前や願いを書き、正月から半年間の穢(ケガレ)などを納めました。
 なお、今のオトウ人を含む合計6人が、神社横の「思い出川」に生える「マコモ(イネ科の多年草で水辺に群生し、成長すると人の背ぐらいになる)」を当日の朝刈り取り、約2時間かけて茅の輪を作りました。
 同集落の茅の輪は、縦2㍍35センチ、横1㍍92センチ。これをくぐることで、疫病や穢(けがれ)が祓われる(はられる)と言われています。 午後6時から始まった神事では、神主を先頭にオトウ人2人が茅の輪を8の字に3回くぐり、集落民が夏以降も無事に乗り切れるように祈願しました。
 また、「むらづくり協議会」が、焼鳥や焼きそば、フライドポテトなどを準備し、境内に集った約100名の村人達は賑やかなひとときを過ごしました。

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