中区糀屋で「祇園まつり」を開催
7月6日(日)中区糀屋で『祇園まつり』が行われました。
同集落の祇園神社は集落が一望できる山の上に鎮座しています。
「祇園さん」と呼ばれるこのお祭りは、西日本各地では夏まつりとしてよく知られており、平安時代に疫病や災害を防ぐとともに、五穀豊穣を祈願したことが始まりと言われています。
同集落の祇園神社は、記録によると安政元年(1854年)に再建したとあり、それより前から村人達に祀られていたようです。
年に一度この時期に、集落役員と子ども達が連れだって参拝する『祇園まつり』。
手入れの行き届いた山道は、1ヶ月前から村人達が下刈りなどを行ってきたと藤本恭弘区長。
山道に施された木製の階段留めは、湿気などですぐに腐ってしまうそうですがむらづくり事業で村人達が作り上げた自慢の道です。
気温も湿度も高かったこともあり、神社に参拝した約40人はうちわで扇ぎながら汗だくの中、神事を見守りました。
約20分の祈祷の後、集落の公民館で子ども達を中心にボールすくいや的当てゲームなどをを楽しみました。
また、消防団や婦人会が焼きそばやフランクフルト等を準備するなど、各種団体が役割分担でおまつりを支えました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:05:20