ふるさとを再発見する 田舎暮らしセミナーを開催
町民1人ひとりがふるさとを再発見し多可町の魅力を発信していこうと、10月17日(金)、交流会館で多可町観光交流協会主催の田舎自慢セミナーが開催されました。
セミナーの講師として、滞在型市民農園フロイデン八千代管理人の小牧宏通さん、岩座神棚田推進協議会代表の安田利幸さん、やちよ百姓くらぶ主宰の池田幸恵さんの3人がそれぞれの取り組みを紹介しました。
小牧さんは、施設建設までの経緯や施設内での活動内容を説明しながら、今後は「満足」に①付加価値②心遣い③笑顔を付け「感動」を生み出していくことがますます必要なのではないかと語りました。
安田さんは、同地域の七不思議伝説や、棚田オーナー、神戸大学の学生によるマンネン草植栽活動を紹介し、田舎の条件が整った同地域に是非来てくださいと呼びかけました。
また、池田さんは、自身がこだわる自給自足の取り組みを会員制クラブとして運営していることを報告。子どもの頃から大自然に触れることの素晴らしさを語りました。
なお、パネルディスカッションでは、フロイデン八千代の入居者6人が、それぞれ二地域居住の体験を語りました。
水車の設置に尽力した加古川の山本さんは、集落のみんなと一緒になってフロイデンでの生活を楽しんでいることを報告。集落の皆さんに感謝したいと語りました。
同じく加古川の柏木さんは、これまで3地域に移り住んだが多可町の水が一番おいしいく元気を与えてくれると語りました。
また、地域との交流イベントについて語った神戸市の後藤さんは、多くの皆さんにフロイデンの素晴らしさを知ってもらうため、数日間体験できる制度があればいいのではと語りました。
高砂市の利根川さんは、区長、施設理事長、施設管理人の3者が連携してくれるので集落民との絶妙な距離で安心して過ごすことが出来る。フロイデンは楽園の地ですと語りました。そして、あえて一言伝えるならば、行事がマンネリ化しないような工夫が必要なのではないかと語りました。
参加した約50人は、改めて当町の素晴らしさを認識するとともに、今後の課題に向けて気持ちを新たにしました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:07:57