優しさの種をあなたの心に~人権週間「多可町民の集い」~
12月10日(水)、ベルディーホールで8月に続き2度目の多可町民の集いを開催しました。
1部では4人の児童・生徒が人権作文を朗読し、「人権とは人を思いやる気持ちである」「自分の命、他の人の命を大切にすることを絶対忘れてはいけない」「地域とのふれあいを通して自分はたくさんの人に支えられていると実感した」「これが本当の私ですと胸を張れる自分になりたい」等それぞれの思いを発表しました。
2部では多可町人権啓発協議会の役員関係者による人権朗読劇「お~い・お茶!」が公演されました。主婦たちが女性会の研修旅行で家を空けることをきっかけに自分や家族の人権意識を変えていくという内容で、「女はこうあるべき、男はこうすべき」ではなく、みんなで助け合っていけばみんなが幸せになると語りました。
集いの最後に笹倉政之副会長が「優しさの種をあなたの心に届けることができたでしょうか。人権は他人のためにあるのではなく、自分自身のためにあるのです。家族や周りの人々が笑顔で暮らせているでしょうか。」と問いかけ、参加者は自分の人権意識と向き合いました。
なお、会場には児童・生徒による人権作品(詩・標語・ポスター)が掲示され、多くの人が見入っていました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:03:14