加美区山野部の大歳神社に“ビッグしめ縄”

 1月18日(日)、加美区山野部の大歳神社で、五穀豊穣、無病息災を祈願する「綱打ち神事」が行われました。
 この神事は、頭主(とうしゅ)と呼ばれる神事の代表者や氏子らが参加し、直径約15センチ、長さ6メートルの綱(しめ縄)を竜に見立て、鳥居の通用口に奉納するというものです。
 綱(しめ縄)には、ワラを逆立てた「ヒゲ」がほどこされ、参加者約30人は、頭主から「ハタ」と呼ばれる方形の御幣(ごへい)(今年は75本)を受け取り、次々に綱に挿していきました。
 同町教育委員会・那珂ふれあい館によると、「綱打ち神事」は、江戸時代から続く神事の一つで、「ヒゲ」と呼ばれる〆の子(しめのこ)の形態や昔ながらのしめ縄づくりの方法は他に類例がなく、非常に珍しいとのこと。
 なお、この綱(しめ縄)は、9月上旬まで同神社に飾られます。

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