八千代地域協議会で『まちづくり講演会』を開催
12月19日(金)八千代公民館で、八千代地域協議会主催の『まちづくり講演会』が開催されました。
講師は、「NPO法人たんばぐみ」事務局の西垣健太郎さん。
「NPO法人たんばぐみ」とは、丹波地域の市民活動や企業活動を推進するための調査研究や助言、支援・協力を行い、地域の活性化を進めていく
団体です。
西垣さんは、平成12年に1年間かけて世界一周。各国を見て回る中で日本という国を非常に意識するようになる。帰国後、丹波ブランドをPRしようと「NPO法人たんばぐみ」の実動部隊として、日本一のNPO法人を目指し活動し始められました。
『どんな活動も補助金などが無くなってから真価が問われる。たんばぐみも補助金が無くなった後、お金も仕事もどんどん無くなった。もう駄目かもしれないとなったとき、理事長をはじめ周りの皆さんに、この組織は潰したらいけない、みんなで支えていこうという気運を高めていただいた。最後は、地道にコツコツとやり続けることが必要』と説きました。
また、参加者から『自分たちの活動、誇りを周りにどう伝えていけばいいのか』との質問に対し、『基本的に活動を続けていく基準は、周りがついてきてくれるかどうかではない。自分がおもしろいかどうかだと思う。自分が嬉しいこと、楽しいことを伝えていくだけ。同意が得られないことを悩んでも解決できない。悩んでいる時間を、感動を伝える技術を向上する時間に費やしていくことが大切なのではないだろうか』と語りました。
参加した約25人は、約2時間、西垣さんの実体験に熱心に耳を傾けました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:12:20