地域の子どもは地域で守り育てる 多可町青少年健全育成大会を開催

 2月14日(土)、ベルディーホールで多可町青少年健全育成大会が行われ、地域住民約200名が参加しました。
 第1部ではアトラクションとして、多可町少年少女合唱団による合唱が
行われました。
 第2部では、西脇警察署・生活安全課の藤原周吾課長から、西脇多可管内における青少年の現状について報告がありました。
 経済的な悪化に伴い、昨年11月頃から車上狙いが多発していることを伝え、特に人が集まる場所等で互いに注意して欲しいと呼びかけました。そして、昨年の非行統計や深夜徘徊の現状を説明しながら、将来、地域が発展するかしないかは、今の子どもの健全育成にかかっている。大人が子どもをきちんとしつけていくことが大切と説きました。
 第3部では、町内で青少年健全育成活動を行う3グループが活動の報告を行いました。
 『多可町青少年補導委員会』からは、女性補導委員の岸本みどり班長が合併後の活動について触れ、新町としての組織体制が整ったこと、心の合併が出来たこと、地域に青パトが浸透できたことなどを発表しました。
 『たか学校応援プロジェクト実行委員会』からは、事務局の小林良弘(社会教育主事)が、地域住民のボランティアによる学校行事や学校図書室の係わり方、登下校の安全指導などについて報告。今後は意欲のある地域のボランティアに活動の場を広げつつ、出来ることから取り組んでいきたいと語りました。
 『多可子育てなんでも委員会』からは、委員長の吉田俊男さんが、子どもの現状や社会環境の現状に触れながら、親子一緒に育つこと、地域の自然や人を活用すること、伝統文化や異文化の継承と体験を図っていくことの大切さを語り、心豊かでたくましく成長していこうと語りました。

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