加美区市原で『孝行メッセージ』審査会が行われました
加美区市原集落では、4歳のときに養女として市原集落に移り住み、山仕事で足を失い働けなくなった父の代わりに15歳で家計を支え、大正の時代に全国の「孝子節婦」3人の1人に選ばれた故森安小春さんの不屈の精神と徳を伝えようと、「孝行の里づくり」を進めています。
同集落では、この一環として「ちょっとてれくさい孝行のメッセージ」に取り組み、今年で13回目を迎えます。
2月28日(土)、市原公会堂で作品の審査会が行われました。
全国から寄せられた作品総数は2,125通にのぼり、中でも、全国18の小・中・高校からは1,158通のメッセージが寄せられました。
また、国内に限らず、海外9カ国からも応募があり、審査会場は、多数のメッセージで埋め尽くされ、集落民一同驚きと喜びにあふれる雰囲気となりました。
審査では、集落民30人が素人目線で感動、感心しながら、また、ときにはちょっと涙ぐみながらも1通1通を読み返し、最優秀賞1点、優秀賞5点、佳作5点、入選44点の合計55(こうこう)点を選びました。
-今年度最優秀賞-
一万円で送っても
きっともったいないって言って使わないだろうから
全部千円札で送るからね。
毎日少しずつ、好きな物を買ってほしい。
佐々木智子(東京都 31歳)
- 投稿者:企画情報課
- 日時:04:08