第5回多可町図書館まつりを開催
3月7日(土)8日(日)の2日間、第5回多可町図書館まつりが開催されました。
1日目は、多可町図書館で古本3,194冊のリサイクル広場や絵本のカバーを使ったパズル作り、おはなしサークル「あいあい」によるおはなし会、フェルトを使ったさかな作り、革ひも工芸、フィルムカバー講習会など様々なイベントが催され、たくさんの人で賑わいました。
中でも、昔の絵本に描かれた物語の題名を当てるクイズ「このおはなしなぁに?」では、みんなが知っている有名な童話が日本風に描かれ、中にはかなりの難問もありましたが、親子で一緒に悩みながら楽しく問題を解いていました。
2日目は、八千代公民館で絵本作家真珠まりこさんを招き「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」と題した講演会を開催しました。
真珠さんは、地球上で起きている問題「天気がおかしい、森が消える、生き物が消える、土地があれる、食べ物がない」などをあげて、それに巻き込まれている子どもたちの現状を紹介し、それが私たちとどのように繋がっているかを語りました。そして、「すべての命は繋がっていて、一つ一つの命こそが大切なんじゃよ」と話し、「自分ができる範囲で自分の住んでいる町を良くする。その輪が広がっていけばきっと世界は良くなる」と語りました。
集まった約100人の参加者は、自分自身の「もったいない」感覚を見つめる貴重な時間を過ごしました。
- 投稿者:企画情報課
- 日時:04:15