平成20年度 北はりま山田錦品質改善フェアーが行われました。

 3月19日(木)ベルディーホールで、北はりま山田錦品質改善フェアが行われました。
 このフェアは、北はりま産山田錦の栽培技術や品質を向上し、山田錦を使った特産品づくりを推進していくことを目的としています。
 フェアでは、毎年少量仕込酒について、香り・円やかさ・後味の3項目を基準に利き酒を行います。
 今年は、農業関係者が事前に稲穂状態が特に良かった5枚の田(優良米コンクール入賞圃)、西脇多可郡内で品質改善モデル田となった3枚の田の合計8つの田から、それぞれ600グラムの山田錦を使って利き酒を行いました。
 審査員は、(株)福光屋、近畿農政局、西脇農業改良普及センター、地元の農業関係者ら約40名。
結果は次の通りです。

 ・北はりま山田錦部会会長賞  間嶋宏行さん(多可町中区)
 ・JAみのり組合長賞         藤本則文さん(多可町中区)
 ・ベスト香賞             宮崎正幸さん(多可町中区)
 ・ベスト円やか賞          伊藤昭治さん(多可町八千代区)
 ・ベスト後味賞           片岡 栄さん(西脇市)

 審査に当たった西脇農業改良普及センターの吉田美津子所長は、「どのお酒も丹誠込めてつくられており円やかでした。日本酒は人と人とをつなぐ要になるものだと思います。家族の絆、地域の絆が深まれば」と語りました。
 また、閉会では、北はりま山田錦部会の吉田一四副会長が、「今回栽培いただいた技術を周りの皆さんに拡げていただき、北はりま全体の技術向上につなげていきたい」と語りました。

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