3区の歴史街道イラストMAPがそろう

 多可町では、このほど歴史街道イラストMAP中区版が完成したことで、町内3区それぞれに、地域の歴史をPRするMAPがそろいました。
 加美区版と八千代区版は、昨年度から歴史遺産の整理等に取りかかり先月2月に完成。中区版は先月末から作業を開始しました。
 中区は、律令制時代の行政最小単位であるといわれる『郷』を行政単位に用いる珍しい地域。このことが同地域の最大の特徴であるとして、各郷ごと(5つの郷)に歴史遺産を検討しました。
 選定した歴史遺産は、現存する横穴式石室としては兵庫県下でも最大級の東山古墳群や、飛鳥時代後半の創建とされる『多哥寺』の塔心礎、明智光秀伝説にも裏付けられる樹齢500年の兵庫県天然記念物など全部で23項目。
 他の2区と同様、MAPはA3サイズで両面フルカラーとなっており、表側を観光交流協会藤井会長手書きのイラストを用いた地図に、裏面を説明書きしています。
 作成に係わったメンバーは、『これで、3区全部のMAPが整った。これらのMAPを活かし多可町をPRしていきたい。』と語っています。

中区イラストMAPHP1.jpg 中区イラストMAPHP2.jpg 中区イラストMAPHP3.jpg